正岡子規

「歳旦帳」余白に5句 未発表自画像も

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
<暗きより元朝を騒ぐ子供哉>(左)など正岡子規の未発表句が記された「歳旦帳」=東京都台東区で2017年8月22日、長谷川直亮撮影
<暗きより元朝を騒ぐ子供哉>(左)など正岡子規の未発表句が記された「歳旦帳」=東京都台東区で2017年8月22日、長谷川直亮撮影

 今年生誕150年を迎える俳人・正岡子規の未発表の俳句5句が発見された。記されていたのは、子規が34歳で没する前年の1901(明治34)年の正月に作られた「歳旦帳(さいたんちょう)」だ。

 長く所在不明だった歳旦帳だが、2014年に子規の高弟の関係者から子規庵保存会(東京都台東区)に寄託された。15年から復本一郎・神奈川大名誉教授(国文学)が調査・研究を進めてきた。

 その結果、<寝後れて新年の鐘を聞きにけり><初夢や巨燵(こたつ)ふとんの暖まり>など無署名の5句が、筆跡などから全集未収録の子規の作品とわかった。また、未発表の自画像2点も描かれていた。晩年の子規は病気で寝たきりの状態にあったが、「たまたま体調が良かったのでは」(復本さん)。

この記事は有料記事です。

残り480文字(全文802文字)

あわせて読みたい

ニュース特集