森友学園

「土壌汚染」で交渉 国有地値引き画策

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森友学園が計画していた「瑞穂の国記念小学校」=大阪府豊中市で2017年7月31日、本社ヘリから山崎一輝撮影
森友学園が計画していた「瑞穂の国記念小学校」=大阪府豊中市で2017年7月31日、本社ヘリから山崎一輝撮影

 学校法人「森友学園」(大阪市)に国有地が格安で売却された問題で、学園側が地中ごみの存在だけでなく、ダイオキシン汚染の可能性も持ち出して、値引きを画策していたことが学園の内部資料で分かった。大阪地検特捜部は、国側が国有地を不当に安く売却したとする背任容疑で捜査しており、前理事長、籠池泰典容疑者(64)=詐欺容疑などで逮捕=ら学園側との交渉について解明を進める。

 国は2016年6月、大阪府豊中市の国有地を1億3400万円で売却。鑑定評価額から、ごみ撤去費として約8億円を値引きした判断が妥当だったかが問題になっている。

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