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ぶんかのミカタ

150年前の転換点/中 維新の影と主役たる市民に目を=京都大人文科学研究所所長・高木博志

 京都の三条大橋東詰めに、座して御所を拝する、寛政期の尊王論者・高山彦九郎の銅像がある。1928(昭和3)年11月8日、昭和大礼の即位式直前、京都府向日市の石塔寺住職・明渡日正と彦九郎の郷里群馬県の有志らが中心になって建立し、記録映画も撮られた。

 この年は明治維新から満60年、還暦の年である。前年の金融恐慌、張作霖の爆殺事件と、泥沼の戦争が始まる時代閉塞(へいそく)のなかで、かつての明治維新、すなわち「明治大帝」と「近代化」の起点が顕彰された。

 河原町通や三条通周辺の「坂本龍馬遭難」「池田屋騒動」などの石碑は、その前年から京都市教育会が建てた…

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