今年の夏は天候不順が続く。気温に比べて湿度が高く、すでに疲れがたまっているという人も多いのでは。残暑の時期を元気に乗り切るために、普段の暮らしで心がけたいことを探った。
●自律神経使いすぎ
蒸し暑い中、汗をかきながら駅へ急ぎ、冷えた電車に乗り込む。そんな日が続けば、自然と体に疲れがたまってしまう。「体温を調節するためには、自律神経の働きが欠かせません。でも、自律神経を使いすぎると疲労感がたまります」と日本医科大特任教授で心療内科医の海原純子さんは解説する。
この時期、夏風邪をひいたり、へんとう炎、咽頭(いんとう)炎を起こしたりする人が多い。汗を冷やすことが、夏風邪やだるさの原因となる。海原さんは「クーラーで冷えすぎた空間は避ける。洗髪後、生乾きのまま冷たい空気に触れない。そんな日々の心構えが大切です。朝晩の少し涼しい時に、軽いストレッチで体をゆるめることも忘れずに」とアドバイスする。
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