【ブリュッセル八田浩輔】スペインで15人が死亡、100人以上がけがをした連続テロ事件は、24日で1週間。犯行グループは40代半ばのイスラム教指導者、アブデルバキ・エ・サティ容疑者が主導し、少なくとも2カ月前から準備を進めていた可能性が高いことが司法手続きの過程で明らかになった。サティ容疑者は2004年のマドリード列車同時爆破テロで服役中の受刑者と刑務所で接点があったと報じられており、過激思想の再生産とテロの連鎖を断てない欧州の構造的な問題を改めて突きつけた。
サティ容疑者はテロ前夜の16日深夜、バルセロナ南西約200キロのアルカナーにあるグループのアジトで…
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