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記者の目

島根・雲南 コウノトリ誤射 まちづくりに教訓生かせ=山田英之(松江支局出雲駐在)

母鳥が誤射され、兵庫県豊岡市での人工飼育を経て放鳥されたコウノトリ=島根県雲南市で7月12日、久保玲撮影

 島根県雲南市の電柱の上で巣作りし、ペアで子育てしていた国の特別天然記念物・コウノトリの雌鳥が今年5月、ハンターの誤射で死んだ。見守ってきた地元の人たちにとって痛恨の出来事だったが、これを機に住民は「コウノトリと共生するまちづくり」に一層力を注いでいる。死んだ雌鳥は、繁殖地として知られ、保護に取り組んでいる兵庫県豊岡市で生まれた個体だった。私は2011年から2年間、豊岡で取材した。悲しみを乗り越えようとする雲南の姿は先進地・豊岡と重なる。

 誤射が起きたのは5月19日午前10時ごろ。地元猟友会所属の男性ハンターが田んぼでサギの駆除中に見誤って散弾銃で撃った。サギは稲の苗を踏み荒らすとして雲南市で昨年度、130羽が駆除された。県猟友会によると、男性は「正面から見たら白く、間違えてしまった」と説明したという。市教委は同日夜、緊急の記者会見を開いた。重苦しい雰囲気の中、景山明教育長は「残念な発表をしなくてはならない。本当にざんきに堪えない…

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