特集
性別にとらわれず自分らしく生きるために、声を上げる人たちが増えてきました。LGBTはレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字をとった性的少数者を表す言葉です。誰もが私らしく生きることを認め合える社会を目指して、動き始めた人たちを取材していきます。
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身近にある多様な性語る 自由な交流の場広げたい
昨年12月、越谷市内でLGBTの支援活動を続ける「LGBT越谷十人十彩(じゅうにん・といろ)」(辻川公恵代表)が主催した講演会に当事者や支援者ら30人ほどが集まった。白いパーカにズボン姿の万里(ばんり)さん(23)が初めて講師を務めた。
自身の性自認(心の性)を男性、女性のどちらにも決められない「Xジェンダー」の万里さんは、1年ほど前から会の集まりに顔を出すようになった。この日は辻川さんが質問し、万里さんが答える形で進行した。
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