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背水の民進

次期衆院選を経た後も民進党は野党第1党の大きな「塊」として生き残れるのか。東京都議選での惨敗を受け、分裂の危機もささやかれる中で始まった代表選。「背水の民進」の指揮官を選ぶ動きを9月1日の臨時党大会まで追跡していく。

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枝野氏、地方票で健闘 リベラル系、存在感示す

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 前原誠司元外相(55)と枝野幸男前幹事長(53)による民進党代表選は、毎日新聞の中盤情勢調査で、優勢の前原氏を枝野氏が追う構図が浮かんだ。ただ、地方議員票と党員・サポーター票を合わせて約52%となる地方票では枝野氏が前原氏に迫る勢いで、枝野氏は「一般人気」に当たる地方票に活路を見いだす戦略。仮に前原氏が勝利した場合でも、枝野氏が多くの地方票を得れば、人事などで枝野氏を推すリベラル系に配慮する展開もありそうだ。

 前原氏は、国会議員と国政選挙の公認候補予定者の票(計411ポイント)の半数を超える220ポイントを固めた。支援する議員らが都道府県連などに働きかけ、総ポイント数の半分以上を占める地方票(440ポイント)でもややリード。8月上旬に公認候補予定者の会合を、告示前には地元・京都市で総決起集会を開くなど、準備の早さが奏功した形だ。

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