古本屋

予約制でとっておきの1冊を 高松

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「本屋という場所から自分の世界を広げてほしい」と語る店主の藤井さん=高松市の「なタ書」で2017年7月3日、小川和久撮影
「本屋という場所から自分の世界を広げてほしい」と語る店主の藤井さん=高松市の「なタ書」で2017年7月3日、小川和久撮影

 高松市瓦町の商店街の路地を入ると、古い建物が連なり、昭和にタイムスリップしたかのようだ。そんな一角に、来店予約制の古本屋「なタ書」(なたしょ)がある。古い宿の2階を改装し、藤井佳之さん(41)が1人で営む。店内にはジャンルを問わず、約7000冊の本が並ぶ。【小川和久】

 藤井さんは東京の大手出版社で働いていたが、29歳で退職。中学、高校時代を過ごした高松市に戻って店を開いた。店名は、かつて交際していた女性のニックネームにちなむ。

 「当時、東京では古本ブームが起きていた。でも四国に若い店主が自らセレクトする本屋はなかった。面白がってくれる人もいるんじゃないかと考えた」。店の家賃は月1万円ですみ、経営のリスクが小さいことも後押しした。

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