八重山諸島
西表石垣の星空守れ…「星空保護区」に申請
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世界85カ所が認定済み 光を抑える対策本格化
八重山諸島の美しい星空を守ろうと、沖縄県石垣市と竹富町は、西表石垣国立公園(4万653ヘクタール)を、国際団体が認証する「星空保護区」に申請した。早ければ10月にも認定される見通し。これまで世界85カ所が認定されたが、国内の申請は初めて。
星空保護区は、天文学者らで作るNPO「国際ダークスカイ協会」(本部・米国)が、過剰な人工光が星空や生態系などに悪影響を与える「光害」を防ぐ世界各地の活動を後押しするため、2001年に始めた認定制度。
認定には、3年以内にエリア内の屋外照明の3分の2以上を水平より上に光が漏れないよう改修することや、屋外照明の光を黄色やオレンジ色の暖色系(色温度3000ケルビン以下)に抑えることなどが要件となっている。両市町は保護区内にある全ての街灯(約700個)を、基準に沿って交換する計画を定めた。
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