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ジャガイモ

不足解消に30億円 農水省が概算要求

2016年の台風10号で浸水被害を受けたジャガイモ畑=北海道南富良野町で澤俊太郎撮影

 農林水産省は2018年度予算の概算要求で、ポテトチップスなどに使われる加工用ジャガイモの増産対策に初めて30億円を計上する方針を固めた。昨夏に主要な産地の北海道を襲った台風の影響でポテトチップスが品薄になるなど、加工用ジャガイモ不足は深刻化していた。農水省は対策の効果で「生産量を2割程度増やしたい」としている。

 加工用ジャガイモは約9割が北海道産で、残りは主に九州産。総菜や弁当のポテトサラダの消費が伸びていることもあり、加工用ジャガイモの需要は増えている。

 だが、農家の労働力不足の影響などで加工用ジャガイモの生産が需要増に追いついていない。05年度に48万トンの生産量は14年度は53万トンに増えたが、「食品メーカーから生産をもっと増やしてほしいという声が出ている」(農水省地域作物課)。台風被害によるジャガイモ不足で大手ポテトチップスメーカーは今春、相次いで販売休止に追い込まれた。

 農水省が18年度から実施する方針の対策では、農家が加工用ジャガイモの作付面積を拡大することや、人手のかかる選別作業を効率化する取り組みを支援。ジャガイモと同じ畑で輪作する作物の品目を増やすための支援もする。輪作品目が少ないと養分が足りず、ジャガイモの収穫量が伸びないためだ。【小川祐希】

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