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ネット障害

全国規模で影響 データ送付、誤通信か

 25日昼ごろから、国内各地でインターネットを通じた鉄道予約や物品売買、銀行・証券の取引などができにくくなる大規模な通信障害が発生し、おおむね夕方までに復旧した。NTTコミュニケーションズのネット接続サービス「OCN」やKDDIの利用者に影響があった。

     NTTコミュニケーションズによると、午後0時22~45分ごろ、OCN利用者の通信サービスの一部が利用できない状態になった。OCN契約数は個人と法人で計約800万件。同社と接続する海外インターネット事業者がデータの送り先を誤ったため通信障害が発生した可能性があり、サイバー攻撃ではないとみられる。総務省によると、KDDIも同様の原因で不具合が起きたとみられる。

     KDDIの回線を主に使うJR東日本では、スマートフォンで利用できる電子マネー「モバイルSuica(スイカ)」で入金できなくなり、ホームページで指定席の新規予約ができなくなった。トヨタ自動車のレンタカー予約サイトが一時的に予約ができない状態になったほか、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でも一部サービスで通信が不安定になった。

     インターネット上で物品を売買するフリーマーケットアプリを運営するメルカリ(東京都港区)はネット接続が不具合のため、午後1時過ぎにホームページとアプリをメンテナンス画面に切り替え、約1時間半後にサービスが復旧した。

     金融取引にも影響が出た。楽天証券では午後0時25分ごろから顧客の一部がログインできない状況が続き、3時50分ごろ問題は解消。SBI証券でもログインできない状況が続いた。りそな銀行などの個人向けネットサービスが午後0時半から3時過ぎまで使いにくい状況が続いた。ネットがつながらないために窓口や現金自動受払機(ATM)で振り込み手続きをした顧客には振込手数料を返金するという。【片平知宏、横山三加子、今村茜】

    銀行でも

     山口銀行(山口県下関市)、北九州銀行(北九州市)でも正午ごろから約3時間、ホームページにアクセスしづらい状態が続いた。また、鹿児島銀行(鹿児島市)も午後0時半ごろから約2時間、個人や法人客向けのインターネットサービスでログインしにくい状態となった。

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