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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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将棋 C級2組 西田四段、14連勝で三段リーグ卒業 振り飛車を駆使し活躍期待

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 <順位戦C級2組 黒沢怜生五段VS西田拓也四段>

 今回は西田拓也四段を紹介しよう。京都府出身の26歳。幼少の頃将棋を覚え、中尾修指導棋士七段に教わり強くなる。そして中尾の弟弟子の森信雄七段門下になり13歳で奨励会入り。順調に昇級を重ね、17歳で三段に昇段した。

 だが三段リーグの壁に阻まれる。なかなか昇段争いに絡めず、4期目には3勝15敗で降級点を取ってしまう。「20歳までには四段になれると思っていましたが、将棋への取り組み方が甘かった」と語る。10期目に13勝5敗の成績を上げるが、惜しくも次点に。やがて年齢制限を気にする年になり、西田は勉強方法を変えた。研究会の数を減らして1人で研究する時間を増やしたのだ。これが転機となり、2016年度後期三段リーグで、初戦から14連勝!の記録を打ち立て、4局を残して昇段を決めた。三段リーグ17期目、8年半かけての卒業だった。

 振り飛車党で、普通の振り飛車から力戦振り飛車までなんでも指しこなし、特に初手[先]7八飛!の三間飛車を得意とする。1勝1敗で迎えた順位戦C級2組3戦目の黒沢怜生五段(25)戦を見ていただこう。初手から[先]7八飛[後]3四歩[先]6八銀[後]3二飛と互いに角道を止めない相振り飛車に。黒沢に先に仕掛けられペースを握られるも、難解な形勢のまま終盤戦を迎え第1図。玉の広さが大差で先手がつらそうに見える…

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