エジプト支援中止

米、北朝鮮関係に懸念か

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 【カイロ篠田航一】トランプ米政権が8月に入り、エジプト政府に対する支援の中止や延期を通告した問題で、複数の米メディアは背景にエジプト当局による人権抑圧問題のほか、エジプトと北朝鮮の密接な関係への懸念があると伝えた。北朝鮮と一定の関係を維持する国に対し、米国が締め付けを強めている可能性がある。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は22日、今回の決定の背景にはエジプトの人権問題のほか「北朝鮮との親密な関係」への不満があると報道。ワシントン・ポスト紙(電子版)も24日、「北朝鮮との戦いにおいて、エジプトは新たな最前線」と伝えた。

 米メディアによると、エジプトは昨年、武器を積んでスエズ運河を通過しようとした北朝鮮の船舶を拿捕(だほ)するなど北朝鮮封じ込めに協力する一方、北朝鮮からミサイル部品を不法入手している疑いもあるという。北朝鮮は1970年代、中東戦争でイスラエルと対立するエジプトに味方し、空軍のパイロット養成など軍事支援をした時期もあったとされ、現在も両国は国交を維持している。

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