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SUNDAY LIBRARY

三浦 天紗子・評『不死身のひと』村串栄一・著

不真面目患者の闘病記 明るくしぶとく生きる

◆『不死身のひと 脳梗塞、がん、心臓病から15回生還した男』村串栄一・著(講談社α新書/税別840円)

 スポーツなどで多彩な技を持つ人を「技のデパート」と呼ぶように、たくさんの病歴を持つ人が自嘲気味に、自分を「病気のデパート」と名乗ったりする。それでいえば、現在68歳の著者は2003年から17年の春までに、胃、食道、咽頭(いんとう)、舌にがん、脳梗塞(こうそく)、心房粗動、心房細動、肺炎、腎臓病、さらに貧血、白内障、過換気症候群など15の病気を患った。「病気の総合商社」級である。しかも冒頭の、16年3月に駅構内で脳梗塞(心原性脳塞栓)に襲われた際のエピソードは、まさに九死に一生の生還劇と呼べるものだ。

 だが、著者の不届きな療養生活に驚かされ、「なんだ、闘病ってこんな感じでいいんだ」とほっとさせられる…

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