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SUNDAY LIBRARY

工藤 美代子・評『お化けの愛し方』荒俣宏・著

会いたくて会いたくて時空を超えるいじらしさ

◆『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』荒俣宏・著(ポプラ新書/税別900円)

 ずっと不可解に思っていたのは、なぜお化けがこの世に出て来るのかということだった。

 死んだはずの人である。あの世から、わざわざこの世に現れるのは、何かよっぽどの理由があるからに違いない。その最大の理由が恋愛だったとは、本書を読むまで気づかなかった。なんとも無粋なわが身である。

 思えば、「牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」という怪談を知らない人は、ほとんどいないだろう。あれは恋しい…

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