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私だけの東京・2020に語り継ぐ

女子レスリング選手・浜口京子さん 「気合」を入れた桜橋

浜口京子さん

 生まれ育った浅草は、まさに私の原点です。浅草寺近くの住宅地にある練習場から、世界の一流選手が頂点を目指すオリンピックに挑んだ。その感覚が強いんです。個人的にも競技者としても、街のみんなに支えられて育ちました。

 今もたくさんの同級生が地元に住んでいて、家業を継いでこの街を支えている。ちょうちん屋さんの子は、父の後を継ぎました。この前、近くの鶏肉専門店にモモ肉を5枚買いに行ったんです。するとお店の人が「京子ちゃん、小学校の時は一輪車に乗って買いに来たんだよ」って話してくれました。浅草の人たちは、自分の子どもでなくても成長を見守ってくれて、すごく温かい。大好きな街です。

 そんな浅草ですが、隅田川に架かる桜橋は特別な場所。2本の橋が中央でクロスしている珍しい形状で、上から見るとXの形に見える。そこをダッシュするのがトレーニングの日課で、走った後に橋の真ん中に立ってランニングキャップを取るんです。空が開けて爽快な風を感じ、気分をリセットできます。指導してくれる父(アニマル浜口さん)に「声を出すと雑念が取れるよ」とアドバイスされ、「うぉーー!」って叫んだりもする。それ…

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