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台風10号

岩手豪雨1年 しっかり前を向いて、生きてますよ 思い出の松に誓う 夫亡くし、義母は行方不明

岩舘さんの自宅で濁流に耐え残った松の木。行方不明の義母が大事にしていた=岩手県岩泉町で2017年8月20日、小鍜冶孝志撮影

 岩手県と北海道で計23人が亡くなった台風10号による豪雨災害は30日、発生から1年を迎えた。岩手県岩泉町の岩舘慶子さん(77)は、自宅近くを流れる小本(おもと)川の氾濫で夫五郎さん(当時76歳)を亡くし、義母サツさん(当時91歳)が行方不明になった。サツさんは町内でただ一人の行方不明者で、県警などが一斉捜索を同日実施。「少しでも手がかりが見つかってほしい」。岩舘さんは静かに見守った。【小鍜冶孝志】

 1年前のあの日。「ゴー」という音と共に、大量の土砂が家の中へ押し寄せた。自宅は小本川から数十メートルの距離。家を飛び出すと、外の水位は既に腰の高さほどに迫っていた。急いで車に乗り込んだが、母屋にはサツさんが残されたまま。五郎さんが助けに行った。「早く、早く」。岩舘さんは車内でエンジンキーを握りしめて2人を待っていたが、車もろとも濁流にのみ込まれて意識を失った。

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