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雨の日製作所(奈良市) 豊かな紙で楽しく物作り /奈良

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オーナーの酒井育子さん(中央)は「物作りをする人たちが集まって来る場所にしたい」と話す=奈良市の雨の日製作所で、中津成美撮影
オーナーの酒井育子さん(中央)は「物作りをする人たちが集まって来る場所にしたい」と話す=奈良市の雨の日製作所で、中津成美撮影

 奈良市の新大宮駅近くに、紙を主体とした箱や袋などを製作している工房「雨の日製作所」がある。昨年6月にオープンし、ほとんどを製作日として活用しているが、ワークショップや月始めには誰でも入れるマーケットも開催している。オーナーで紙モノ作家の酒井育子さん(57)に工房の中を見せてもらった。【中津成美】

 ビルの外階段を上がり、ガラスのドアを開くと、落ち着いた木の内装の部屋が現れる。総面積28坪の広々とした空間は、道具や材料、作品が置かれた棚などもある。それぞれが異なる作業ができるようにと、大きな机が4カ所に設置されている。

 酒井さんは元々、紙の質感が好きなこともあり、十数年前、厚紙で組み立てた箱などに、布や紙などを貼るフランスの伝統工芸「カルトナージュ」を学び始めた。2010年には、友人と京都府木津川市内で手作り雑貨などを販売する店を始めたが、作品の製作に時間を費やし、ワークショップをメインにしたいと、自身の工房の設立を決意した。

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