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北朝鮮ミサイル

ミサイル防衛、限界も 日本全域配備は困難

北朝鮮の発射した弾道ミサイルが日本列島上空を通過した後、米軍横田基地内で予定通り実施された訓練で展開した航空自衛隊のPAC3=東京都福生市で2017年8月29日午前7時46分、手塚耕一郎撮影

 北朝鮮が29日に発射したのは新型の中距離弾道ミサイル(IRBM)との見方が強まっている。通常軌道により日本列島を越え、太平洋に落下。実戦配備に近づいていることをうかがわせた。北朝鮮が、兆候のつかみにくい発射や複数弾頭搭載のミサイル開発などを進めれば、ミサイル防衛による迎撃はより困難になる。

 政府は、北朝鮮が米領グアム周辺へのミサイル発射計画を明らかにしていたため、地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)を中四国4県に展開していたが、発射されたミサイルは、それとは別方角の北海道上空を通過した。ミサイル防衛の装備は限られており、日本全域を完全に防護するシステムの整備は極めて困難なのが実情で、限界を露呈した形となった。

 「事前に通告もなく、勝手に上空を通過した。従来とは全く違う意味で、極めて深刻度が高い」。菅義偉官房長官は29日の記者会見で強い危機感を表した。予告もなく発射した新型ミサイルが日本列島を越えて太平洋側に落下。日本国民を不安に陥れる北朝鮮の挑発が続く可能性が否定できず、政府はこれまでにない緊迫感に包まれた。

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