栄福寺

箱車伝説は実話か!?高知の男性が名乗り 84年前、遍路中に足が治る 四国霊場第57番札所 /愛媛

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84年前に奉納されたと伝えられる箱車を示す白川密成住職。かつては足が治った人がお礼参りの際、松葉杖やギプスを箱に納めたという=愛媛県今治市玉川町八幡で、松倉展人撮影
84年前に奉納されたと伝えられる箱車を示す白川密成住職。かつては足が治った人がお礼参りの際、松葉杖やギプスを箱に納めたという=愛媛県今治市玉川町八幡で、松倉展人撮影

 84年前の1933(昭和8)年、足の不自由な少年が箱車に乗せられて遍路中、足が治っていることに偶然気付いたとして奉納した箱車が今も残る四国霊場第57番札所「栄福寺」(今治市玉川町八幡)。「足腰守りのお寺」として信仰を集めるが、「車を納めたのは私です」と、高知県に住む男性から3年ほど前に電話がかかってきたことが話題になっている。健在であれば99歳前後。男性は「(足が治り)引退するまで仕事ができました」と感謝を伝えたという。【松倉展人】

 寺の宝物となっている箱車は木製の三輪車。白川密成(みっせい)住職(40)によると当時、足の不自由な15歳の少年遍路が栄福寺を参った際、車にひもを結んで連れていた犬に引っ張られ、階段をころげ落ちた。だが、気付くと不思議と自分の足で立っており、車を奉納して遍路を続けたという。文書はないが、寺ではそう言い伝えられてきた。

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