イルカ

物・文字・音声、一緒に 理解能力は人間並み

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人間以外で初、チンパンジーも無理 東海大研究チーム発表

 イルカが物とそれを表す文字、鳴き方をセットで記憶し、指し示したり鳴いたりできることを実験で確かめたと、村山司・東海大教授(動物心理学)らの研究チームが明らかにした。人間以外でこうした能力が確認されたのは初めてという。村山さんは「人と同じような過程で物の名前を覚えた。イルカが人に近い言語能力を持つことが分かった」と話す。成果は30日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 実験したのは、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)で飼育されているシロイルカの「ナック」(推定32歳)。まず、潜水などで使うフィン(足ひれ)を見せたら「ピィ」と鳴いたり、「丄」の文字を選んだりするようにそれぞれ訓練。また、それとは逆に音声を聞かせたり、文字を見せたりするとフィンを選べるようになった。さらに、文字と鳴き方の関連は教えていないのに、フィンがなくても「丄」を見せると「ピィ」と鳴き、「ピィ」…

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