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特集ワイド

北朝鮮ミサイル「脅威」強調しすぎ? 避難、休校、列車の運行停止……韓国人が見た「日本の反応」

北朝鮮のミサイル発射を伝えるニュース番組を流す大型モニター=大阪市中央区で2017年8月29日、猪飼健史撮影

 北海道の上空をミサイルが通過するなど、北朝鮮による挑発行為が相次ぐ一方、国内ではどう避難すればいいか右往左往する姿が散見される。安倍晋三首相は「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と言うが、「脅威」を強調しすぎていないか。冷静に考える一助とするため、70年近く北朝鮮の脅威と向かい合ってきた韓国の人たちに、日本の反応をどう思うか尋ねた。【庄司哲也】

 「ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください」。アナウンスとともに鳴り響くサイレン。一斉に校舎に入っていく子供たちや、雑草が生い茂った場所で頭を抱えてうずくまるお年寄りの姿が映し出された。英公共放送BBC(日本語電子版)が8月にインターネットで公開した動画ニュースは、弾道ミサイル発射を想定して山形県酒田市で実施された避難訓練(今年6月9日実施)の様子を伝える。

 「日本でこのような訓練が行われているという事実が、時代の変化を示しています。第二次世界大戦以降、誰も空爆とは縁がありませんでした」。BBCの東京特派員は、日本を包む緊迫感をリポートした。実際に8月29日早朝、ミサイルが北海道上空を通過した時は、全国瞬時警報システム(Jアラート)が12道県に配信され、結果として遠く離れた地域でも避難などの対応を迫られた。

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