メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

日常に美のたたずまい AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

 <出かけてみませんか 毎日新聞社の催し>

     世界的に活躍するプロダクトデザイナー、深澤直人氏の国内初の展覧会「AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展」をパナソニック汐留ミュージアムで開催中です。

     アレッシィ、ラミーなど世界を代表するブランドのデザインや、パナソニック、無印良品、マルニ木工など国内メーカーのデザイン・コンサルティングを数多く手がける深澤直人。椅子や家電、住宅設備など「生活のための作品」を通して、彼の哲学を体感できます。

     同館の岩井美恵子学芸員が主な作品を解説します。

    「リビングステーション」 パナソニック、2008年

     キッチンのアイコンを探そうという提案から始まり、料理をしている周囲に人が集まるクッキングテーブルのようなものとしてデザインされた。  これまでキッチンは部屋であったが、深澤直人はキッチンを「もの」化して部屋に置かれる家具でもあると捉えた。  蹴り込みの深さが目を引くが、これは足先がぶつからず用の美としても有効である一方、ひとつの塊として見たときにも、りんとして美しい。その姿はル・コルビュジエのロンシャン礼拝堂の祭壇をイメージしたという。

    「壁掛式CDプレーヤー」 無印良品、1999年

     深澤直人の名を広く知らしめることになった製品のひとつ。換気扇のヒモを引く動作でオン・オフを切り替える壁掛け式のCDプレーヤーである。音質にこだわるより、気軽に音楽を流すという行為に焦点をあてることで新たな音響機器となった。ディスクが回っている様子が直接見えるなど素朴で純粋な機能も長く愛されている理由のひとつといえよう。2010年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞している。

    「HIROSHIMA アームチェア」 マルニ木工、2008年

     次世代まで使い続けることができ、そして世界に誇れるようにと考えられたアームチェア。場所も選ばない普遍を目指し、シンプルでありながら細部にまでこだわりぬいている。背もたれからアームにかけてのラインは緩やかなカーブを描いていてとても美しい。実際に座ってみると、背中と肘の安定感もすばらしく、フォルムの美しさと座り心地の良さを感じられる。なでるようにしてこの椅子を購入していく人が多いという。

    汐留で来月1日まで

     <会期>10月1日(日)まで。水曜休館。入館時間は午前10時~午後5時半<会場>パナソニック汐留ミュージアム(東京都港区東新橋1、パナソニック東京汐留ビル4階。JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅、地下鉄汐留駅下車)<入館料>一般1000円、65歳以上900円、大学生700円、中学・高校生500円、小学生以下無料<問い合わせ>ハローダイヤル03・5777・8600

     主催 毎日新聞社、パナソニック汐留ミュージアム


     t.jigyou@mainichi.co.jp

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 高速バス 東北道で運転手が意識失い急死 乗客が止める 
    2. 電柱ワイヤ激突 バイク男性、上半身切断 山陽電鉄線路に
    3. スペースワールド 実物大スペースシャトル、10億円 北九州のテーマパーク、資金提供者へ引き渡し
    4. 恐喝未遂容疑 仁科亜季子さんに現金要求 男3人逮捕
    5. フィギュア 羽生「12って何だろう」 会見一問一答

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]