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サッカー日本代表:W杯出場決定 最終予選の激闘を振り返る

【日本―オーストラリア】オーストラリアを破ってW杯出場を決め、サポーターの声援に応える長谷部(右端)ら日本の選手たち=埼玉スタジアムで2017年8月31日、長谷川直亮撮影

サッカー日本代表

W杯出場決定 最終予選の激闘を振り返る

 サッカー日本代表は31日、埼玉スタジアムで行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選でオーストラリア代表に2―0で勝利し、6大会連続6回目のW杯出場を決めた。成績は6勝2分1敗。初戦の黒星、ハリルホジッチ監督の解任危機、主将・長谷部誠の負傷離脱など順風満帆とはいかなかった。そんな中、日本代表はいかに戦ったのか。アジア最終予選の激闘を振り返る。

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選が1日、各地で始まり、6大会連続6回目の出場を目指すB組の日本は埼玉スタジアムでの初戦でアラブ首長国連邦(UAE)に1―2で逆転負けし、黒星スタートとなった。W杯に初出場した1998年大会以降、02年日韓大会(予選免除)を除き、日本が最終予選の初戦で敗れたのは初めて。

 日本は主導権を握りながら攻守にミスが多かった。右サイドで長谷部のパスを受けた酒井宏が倒されてFKを獲得し、前半11分に清武が蹴って遠いサイドの本田が頭で合わせて先制。しかし、前半20分に中央でFKを与え、ハリルに直接決められて追いつかれた。後半9分にはペナルティーエリア内でハマディを倒したとしてUAEにPKを与え、ハリルに決められて勝ち越された。日本はその後もシュートの精度を欠いたままで、ゴールを割れなかった。

 ハリルホジッチ監督はぼうぜんとしてベンチから立ち上がれなかった。「我々の実力が示された。これを受け入れるほかない」と自らに言い聞かせた。不可解な判定はあった。だが、先制しながら勝ちきれなかった展開は自分たちが招いたこと。前線の強みを徹底して貫いてきたUAEは2次予選までの相手とは違った。

 今予選初失点は前半20分、不用意なパスからのカウンター。相手の鋭い突進に手を焼いて吉田が手を使ってファウルを与え、FKを直接決められる。後半は3人で囲みながら相手を止めきれず、大島が足をかけて倒したとしてPKを献上。「デュエル(球際の戦い)という言葉の意味がよく分かったと思う」とハリルホジッチ監督。

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