中国共産党大会

習氏に権力集中へ 新たな理念有力視

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中国共産党大会の主な党規約改正
中国共産党大会の主な党規約改正

 【北京・河津啓介】10月18日に始まることが決まった第19回中国共産党大会では、党規約に習近平国家主席の名を冠した新たな指導理念が盛り込まれ、習氏が毛沢東やトウ小平に匹敵する地位を誇示することが有力視される。

 習指導部は今回の党大会について、建国100周年の2049年を見据えた「今後20~30年間の党をかじ取りする」(蒋建国・党中央宣伝部副部長)と位置付ける。党規約の改正によって習氏への権力集中を理論面でも固め、5年後の次回の党大会で「毛沢東思想」と並ぶ「習近平思想」に格上げする含みもあるとみられる。

 党規約改正は党大会の権限であり、歴代指導者の政治理論が盛り込まれてきた。毛沢東とトウ小平は、自らの名前を冠した政治理論が党の行動指針に明記された。一方で、江沢民元国家主席と胡錦濤前国家主席の政治理論には、それぞれの名前は付いていない。

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