- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

環境省は、本州以南に生息する野生ニホンジカの推定生息数を発表した。2015年度末で約304万頭と、データのある1989年度以降初めて減少に転じた。国などが進めてきた捕獲政策の効果などが出たとみられるが、全国では依然として農業などに深刻な被害が続いている。
調査結果によると、生息数は89年度以降、一貫して増加し、2014年度にはピークの約315万頭(89年度の約11倍)に達した。一方、15年度の捕獲数が過去2番目に多い約45万頭だったほか、自然減なども加わって減少に転じたと考…
この記事は有料記事です。
残り361文字(全文601文字)