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がんゲノム医療

前進 遺伝子検査、一度に100種類 患者情報集約し活用

国立がん研究センター中央病院内にある次世代シーケンサー。1人分の遺伝子を約24時間かけて解析する

 患者の遺伝情報を調べて効果の高い治療につなげる「がんゲノム医療」が注目されている。国立がん研究センターや大学病院など、実施する施設が増えており、政府も普及を目指し、将来的な体制整備の具体化に取り組み始めた。がんゲノム医療の現状と課題を探った。【高野聡】

 今年5月、肺がん治療薬「ザーコリ」(一般名クリゾチニブ)の治療対象が拡大した。従来は「ALK(アルク)」と呼ばれる遺伝子に変異がある患者が対象だったが、「ROS1(ロスワン)」という別の遺伝子に変異がある患者にも使えるようになった。

 国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の後藤功一呼吸器内科長は「毎年の肺がん患者のうちROS1に変異があるタイプは約1%、1000人に相当する。この人たちが救える意義は大きい」と話す。

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