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カルテルなど企業の不正の摘発を図る公正取引委員会の有識者検討会が、雇用契約を結ばずに働くフリーランスを巡る問題を調査している。対象には、雇用契約によらずに働く人材が多く、移籍・独立を巡るトラブルが後を絶たない芸能界やスポーツ界も含まれる。関係者は公取委の動きを注視している。
「所属事務所を辞めようとしたが、相手にしてもらえなかったため、内容証明を送って辞めた。すると出演映画の監督に慰謝料を請求された」。女優の田中絵瑠さん(24)は、2年前に事務所を辞めた時の経緯を振り返る。その後一時的に在籍した事務所に対し、元の事務所から連絡が来たり、元の事務所とつながりのあるプロデューサーからは映画に出演させないような…
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