北朝鮮

6回目核実験強行 憤りと不安 「核兵器使われたら」被爆者ら批判

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
北朝鮮の核実験実施を受け、志賀賢治館長の手で0にリセットされた地球平和監視時計。上の数字は原爆投下からの日数=広島市中区の原爆資料館で2017年9月3日午後4時37分、竹内麻子撮影
北朝鮮の核実験実施を受け、志賀賢治館長の手で0にリセットされた地球平和監視時計。上の数字は原爆投下からの日数=広島市中区の原爆資料館で2017年9月3日午後4時37分、竹内麻子撮影

 度重なるミサイル発射に続き、北朝鮮は3日、6回目の核実験を強行した。核廃絶を訴える被爆者や拉致被害者の家族は厳しく批判し、憤りをあらわにした。一方、国際社会の警告を無視し続ける北朝鮮の姿勢は変わらず、各地で不安の声も相次いだ。

 ●広島

 広島の被爆者で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表理事の箕牧(みまき)智之さん(75)は「けしからんの一言」と語った。広島県や高知県では全国瞬時警報システム(Jアラート)の訓練や避難行動の呼び掛けが行われたが、箕牧さんは「核兵器は使われたら、逃げても意味がない。使われないようにするしかない」と力を込めた。

 広島県原爆被害者団体協議会理事長の佐久間邦彦さん(72)も「断じて許されるものではない」と憤った。今年7月、国連で核兵器禁止条約が120カ国以上の賛同で成立し、署名式を今月下旬に控える中での実験に「多くの国が核兵器をなくそうとしているのに、国際的な流れに逆らっている」と批判した。【竹内麻子】

この記事は有料記事です。

残り1292文字(全文1716文字)

あわせて読みたい

注目の特集