BRICS首脳会議

「保護主義反対」採択へ

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 【アモイ(中国福建省)河津啓介】中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議が4日、中国福建省アモイで始まった。「アモイ宣言」を採択して保護主義的な経済政策に反対するほか、北朝鮮による3日の核実験を受けた朝鮮半島情勢について、中露を軸にBRICSとして意思表明するかが注目される。

 中国の習近平国家主席は4日午前、会場でプーチン露大統領ら4首脳を出迎え、会議に入った。北朝鮮問題を巡っては、中露が共同で提案している北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓軍事演習の同時凍結による「段階的解決」の必要性について他の3カ国の理解を求めるとみられる。BRICSは6月に北京で開かれた外相会議の声明でも、北朝鮮問題の政治的・外交手段による解決を訴え、一方的な独自制裁を批判していた。

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