日米韓3カ国は、6回目の核実験に踏み切った北朝鮮に対し、石油禁輸を含めた国連安全保障理事会での新たな制裁決議の採択などで、さらに圧力を強化したい考えだ。ただ、制裁の実効性で鍵を握る中国やロシアの協力をどこまで得られるかは不透明だ。着々と進む北朝鮮の核・ミサイル開発をいかに食い止めるかの戦略はいまだ描けていない。
安倍晋三首相は3日、記者団に「北朝鮮の暴挙を止めることができるかどうかは国際社会の連携と連帯にかかっている」と強調した。そのうえで「米国、韓国に加え、中国、ロシアをはじめとする国際社会と連携し断固たる対応をとる」と語り、中露両国の協力が不可欠との考えを示唆した。
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