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韓国

ミサイル弾頭重量制限を撤廃 国防力強化、米と合意

 【ソウル大貫智子】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日深夜、トランプ米大統領と約40分間電話協議し、韓国軍の弾道ミサイルの弾頭重量制限を撤廃することで合意した。北朝鮮が3日に強行した6回目の核実験を受け、両首脳が韓国軍の国防力強化が必要との考えで一致した。

     米国は1970年代、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が核・ミサイル開発を進めたのに対し、朝鮮半島や周辺地域での軍事的緊張を抑止するため韓国軍の弾道ミサイル能力を制限する必要があると判断。米韓両国は79年、韓国軍の弾道ミサイルの射程と弾頭重量を定めた「ミサイル指針」に合意した。その後、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展を受け、2度にわたり改定され、射程は北朝鮮全域をカバーできる800キロまで延長されたが、弾頭重量は500キロに据え置かれたままだった。

     文氏は7月末の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、ミサイル指針改定を指示。韓国側は北朝鮮の地下施設の破壊などが可能となるよう、重量制限の撤廃を求めていた。

     また電話協議で両首脳は、今回の北朝鮮の核実験に対し、「最高度の強力な圧迫と制裁を加えなければならない」との認識で一致。国連安全保障理事会での新たな制裁決議採択に向けて緊密に連携する方針を確認した。

     文氏は米軍の最新鋭ミサイル迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」を韓国内で可及的速やかに配備完了するとも表明した。韓国国防省によると配備済みの2基に近く4基を追加する。

     文氏はロシアのプーチン大統領とも約20分間電話協議し、国連安保理で「北朝鮮への原油供給の中断や、北朝鮮の労働者受け入れ禁止など、北朝鮮の外貨収入源を根本的に遮断する方策を検討する時だ」と協力を求めた。

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