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沖縄・粟国島

「いない島」にハブ 外部から?生息?

ハブ=神田和明撮影

 沖縄の中で「ハブのいない島」とされる粟国島(粟国村)で2日、全長約1メートルのハブ1匹が発見された。沖縄県は「外部から入り込んできたのか、島に生息しているのか分からない」と困惑。近く、捕獲器を設置してハブの生息確認調査を実施するとともに、万が一に備えて島の診療所に血清を送る。

     粟国島は那覇市の北西約60キロにあり、約700人が暮らす小さな離島。県衛生薬務課によると、2日午後2時ごろ、島北部にある産業廃棄物処理施設で作業員がショベルカーのショベルに蛇が入っているのを見つけ、村役場に持ち込んだ。蛇はその後に死に、4日に船で那覇市に送られてハブと確認された。

     猛毒を持ち、かまれると死亡に至ることもあるハブは沖縄に多く生息するが、粟国島や与那国島、久高島など「いない」とされる島もいくつかある。理由は諸説あり、地殻変動で島が海に水没した際に絶滅し、生息しない島ができたなどと考えられている。

     2013年には「いない島」とされた宮古島で全長44センチのサキシマハブ1匹が発見され、話題になった。その後、同島では確認されていない。

     粟国村の担当者は「島民には驚きの声もある。ハブがいたらどう対応していいか分からない人も多く、注意喚起したい」としている。【佐藤敬一】

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