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特集ワイド

北朝鮮、6回目の核実験 正恩氏、覚悟の秘密演説 敵どもの強硬には超強硬で/政治思想的威力で戦争勝利

金正恩委員長の演説を収録した冊子の表紙

 北朝鮮が6回目の核実験を強行した。北海道上空を越える弾道ミサイル発射に続く挑発である。なぜ金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、核・ミサイルにこだわるのか? その執念を知る秘密演説文を入手した。【鈴木琢磨】

 それは表紙が緑色の小さな冊子、13ページにわたって生々しい正恩氏の発言が記されている。タイトルは「自強力第一主義を具現し、主体的国防工業の威力を固めていかなければならない」。正恩氏が党と軍の責任幹部に対して行った演説とみられ、日付は「2016年3月6日」。自強力は自力更生を意味する。この演説について朝鮮労働党機関紙の労働新聞などは一切、報じておらず、当日の正恩氏の動静報道もない。冊子は今年4月10日に発行された。演説から1年以上のブランクを経て、人民にも最高指導者の思いを伝える必要が出てきたのだろう。

 冒頭から「米国とその追従勢力」への敵意がむきだし。なにせ翌7日から史上最大規模の米韓合同軍事演習を控えている。年明けに初の「水爆」実験、2月に「人工衛星」と称する弾道ミサイルを発射、国連安全保障理事会で制裁決議がなされ、国際社会の圧力も増していた。<敵どもがやいばを抜けば長剣を振り回し、銃を出せば大砲を出すのが、偉大な首領さま(金日成(キムイルソン)主席)と偉大な将軍さま(金正日(キムジョンイル…

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