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谷本直也さん=結成30年の太鼓集団「怒」・代表代行

谷本直也(たにもと・なおや)さん(46)

 差別に対する怒りを太鼓の響きに込める。結成から30年。「まだまだ、この町の新たな伝統を作り上げていく途上です」と、9、10両日に大阪人権博物館で開催する記念演奏会にも「Desafio(挑戦)」のタイトルを掲げた。

 地元の大阪市浪速区にある旧西浜地区は、被差別部落が担った皮革業の伝統をもとに発展し、戦後しばらくまで皮革の集散地として全国に知られた。和太鼓作りも盛んだったが、本格的な打ち手は不在だった。貧しい町は、音楽の担い手を生み出せなかった。

 「日本一の太鼓の町になぜ太鼓打ちがいないのか」。地域の文化を地域の手にという機運が熟し、1987年地元に太鼓集団「怒(いかり)」が結成され、16歳で加わった。練習漬けの日々で腕を上げ、10年もたつと、怒は海外からも演奏を求められる存在に。自身も国内で指折りの打ち手となり、94年にはボン・ジョビら有名ミュージシャンとも共演した。

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