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「低山」巡り 事前に戦略、「想定外」に喜び

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日本海から立ち上がる岩壁の鳥越山=加藤浩二さん提供
日本海から立ち上がる岩壁の鳥越山=加藤浩二さん提供

 山高きが故に貴からず。いやむしろ「低い山には低いなりの魅力がある」と横浜市の加藤浩二さん(65)は全国274の超低山を制覇。現在は地図にはないが地元で親しまれる山を目指す。なぜなら「そこに低い山があるから」。

 もちろんかつては多くの登山愛好家のように山の高さや美しさに魅かれていた。高校のワンダーフォーゲル部で登山を始め、大学ではハイキングサークルで夏場の北アルプスに熱中。生命保険会社に入り、20年以上山から遠ざかっていたが、1997年に上司に誘われ福島県の会津駒ケ岳(2133メートル)に登り「山への情熱が再燃した」。定番の「日本百名山」に取り組んだが2年で達成。ぽっかり目標を見失ったころ「低山」という意外なテーマにハマりこんだ。

 2000年の大阪出張の際、天保山(てんぽうざん)(大阪市港区)を訪れたのがきっかけ。江戸末期に土砂を積み上げた築山で、地盤沈下により93年に国土地理院の地形図から抹消され、地元の要望で96年に再掲載されたいわくつきの「日本一低い山」。標高4・53メートル。大型水族館「海遊館」近くの公園にひっそりたたずむが、実は園内にある別の丘の方が高い。「こんな山もあったのかと目からウロコが落ちた」

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