温暖化

穀物生産が鈍化 食糧危機恐れ、農研機構が試算

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 地球温暖化が今のペースのまま進めば、先進国の農業技術を途上国に移転したとしても、世界全体の穀物収穫量は今後伸び悩むとの試算を、農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)などがまとめた。人口増加に伴う食糧需要の伸びに生産が追いつかず、世界規模の食糧危機を招く恐れがあるとしている。

 一般的に大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が増えると植物の光合成が活発になり、穀物の収量は増える。しかし気温が高すぎると、受粉の機能が落ちるなどの影響が予想される。

 温暖化で穀物生産が鈍るとの予測はこれまでもあったが、同機構の飯泉仁之直(としちか)主任研究員らは、先進国の品種改良技術を途上国に移転させるなどの仮定を新たに加えて分析した。

この記事は有料記事です。

残り359文字(全文671文字)

あわせて読みたい

ニュース特集