メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

揺れる鉄路・私の考え

地域住民と共に「維持」論議を 和寒町長・奥山盛さん /北海道

奥山盛さん

3者の立場経験

 国鉄(現JR北海道)と道庁で働き、現在は沿線自治体の首長を務め、今回の路線見直しに関係する3者の立場をそれぞれ経験している。

 高校卒業後も卓球を続けたくて、道内の実業団で一番強かった国鉄札幌鉄道管理局に就職した。最初の4年間は保線部門で、レールのゆがみの修正などが仕事だった。

 35万人いた職員が、辞める時は28万人に減った。今のJRの現場は、自分がいた時よりずっと予算や人員を切り詰められても努力している。脱線事故やレール検査データ改ざんは絶対にだめだが、社員全体で経営努力をしてきた内情を知っているだけに「そうならざるを得ない環境もあったのでは」と同情した。組織が増収策に偏りすぎ、安全意識がおろそかになってしまったのではないか。

 経営努力ばかり求め「給料をもっとカットしろ」との声を聞くが、士気に悪影響をもたらす面もある。私も道…

この記事は有料記事です。

残り1078文字(全文1453文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 台風19号 死者40人、不明19人に 毎日新聞まとめ

  2. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  3. 路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」

  4. 「きょうはただの試合ではなかった」 日本代表、台風の被災者に心寄せるコメント相次ぐ

  5. 早朝の決壊、避難できず 台風19号

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです