中国

仮想通貨規制強化 資金調達禁止、ビットコイン急落

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
ビットコイン相場の推移
ビットコイン相場の推移

 【北京・赤間清広】中国当局が4日に仮想通貨による資金調達の禁止を発表したことを受け、ビットコイン相場が急落するなど、仮想通貨市場が動揺している。中国は個人や企業の仮想通貨への投機熱が高く、相場に及ぼす影響が大きいため、投資家らは当局の動きに警戒感を高めている。

 「仮想通貨による融資は経済・金融の秩序を著しく乱す違法活動の疑いがある」。中国人民銀行(中央銀行)など中国の金融や産業、インターネットなどの監督当局は4日、連名で「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」と呼ばれる手法を使った資金調達を同日付で禁止すると発表した。

 ICOは、企業がインターネット上の仮想通貨を発行することで投資家から資金を調達する仕組み。今年上半期の中国のICO調達額は26億元(約430億円)に上るという。中国では、資金調達のための株式公開に当局の厳しい規制がかけられているが、ICOはネットを通じて取引ができ、規制の対象からも外れるため、容易な資金調達方法として注目を集めていた。

この記事は有料記事です。

残り419文字(全文854文字)

あわせて読みたい

注目の特集