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論点

シリーズ憲法70年 教育無償化の道は

鈴木寛氏

 自民党が憲法改正項目の候補に挙げる「高等教育を含む教育無償化」。大学授業料が高騰し、所得の低い家の子どもが高等教育を受けにくくなっている現状を打破しようという試みだが、「財源を確保できるのか」「無償化に改憲は不要」との声もある。子どもが望む教育を受けられるようにするために、いま何をすべきなのか。

「学習権」保障の明記を 鈴木寛 東京大・慶応大教授

 民主党政権時代の2010年度、副文部科学相として高校教育の無償化を実現した。高校無償化は米国で19世紀、英仏独で第一次世界大戦後に実現した。日本は1世紀遅れた。大学に関しては(1)貸与型奨学金の希望者全員への給付(2)国公私立大学の授業料減免対象者の大幅拡大--を行ったが、給付型奨学金までは導入できなかった。

 私が中高生の頃は、家が貧しくても「国立大学に行けば何とかなる」という共通認識があった。だが、198…

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