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秋から冬に向かう季節、かんきつ類が次々に旬を迎える。2000年をピークに、かんきつ類全体の収穫量は減っているが、その中で急速に伸びているのが「レモン」だ。生産量トップの広島県では、露地もののグリーンレモンがそろそろ収穫の時期を迎える。
●需要高まる国産
ここ数年、レモンは一種のブームといえる。14年ごろ、レモンを塩に漬けて発酵させる「塩レモン」が紹介され、万能調味料として食卓に取り入れられるようになった。以来、レモンを使ったスイーツやスナックが人気で、最近では「レモンサワー」も注目の的だ。
「市販の缶酎ハイで、レモンはもともと人気だったのが、ここ2~3年で味のバリエーションがぐんと増えた。同じく居酒屋も、こぞって店オリジナルのレモンサワーをウリにするようになりました」と酒文化研究所の山田聡昭さんは解説する。
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