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復興断絶

東日本大震災6年半 つながりたい/2 再建補助、大槌に溝 「不公平感残る」

震災復興土地区画整理事業で地権者への土地引き渡しが終わっても更地が広がり、電柱ばかりが目立つ大槌町の町方地区=大槌町上町で2017年9月5日、中尾卓英撮影

 三陸沿岸に約1カ月ぶりの晴れ間がのぞいた8月23日、岩手県大槌町中心部の町方(まちかた)地区で、地鎮祭が行われた。2011年3月の東日本大震災前は町役場やJR大槌駅、病院などが集中したが、大津波と火災で壊滅した。仮設住宅自治会長、臼沢良一さん(68)は「誰かが先頭に立たなければ、戻ってくる人がいなくなる」と、電柱が林立する町に、いち早く自宅を再建する決意を語った。

 一方、同じ町方地区から内陸の同県遠野市に避難した大久保孝四郎さん(78)宅。小学生から高校生までの孫4人との8人家族が「一刻も早く腰を落ち着けたい」と12年秋、木造2階建てを再建した。同市に避難した町出身者88世帯に呼びかけて月1度、「お茶っこ」を開き世間話をする。ほぼ全員が望んだ「大槌に戻る」人は、今では2、3人。大久保さんは「『制度』がもっと早く打ち出されていれば、大槌町内で自宅再建を考える…

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