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米航空宇宙局(NASA)は7日、探査機ニューホライズンズが2015年に観測した冥王星の14カ所の地形に命名し、国際天文学連合(IAU)に承認されたと発表した。その一つに、日本の小惑星探査機「はやぶさ」の先駆的な偉業をたたえて「はやぶさ大地」という名前が付いた。
ニューホライズンズは人類で初めて冥王星を詳細に観測した。ハート形の模様など、これまで知られていなかった冥王星の素顔が明らかになった。NASAのチームは探査後に地名のアイデアを公表していたが、正式に認められた。
「はやぶさ大地」と名付けられたのは、冥王星を発見した米国人天文学者、クライド・トンボーにちなんで名付けられた「ハート」に見える部分(「トンボー領域」)の右上の広々とした地形。その左に広がる地形は、打ち上げから40年たった今も旅を続ける米惑星探査機ボイジャーにちなんだ「ボイジャー大地」と名付けられた。世界の宇宙開発史を代表する探査機と並ぶ位置に、はやぶさの名前が刻まれたことになる。NASAは、はや…
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