尼崎市

おとり自転車「アラーミー」で盗難対策

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自転車盗難防止の社会実験「アラーミー」で使われる警報機が鳴るタイプの鍵(左手前)=兵庫県尼崎市役所で2017年9月8日、石川勝義撮影
自転車盗難防止の社会実験「アラーミー」で使われる警報機が鳴るタイプの鍵(左手前)=兵庫県尼崎市役所で2017年9月8日、石川勝義撮影

 自転車盗難を減らそうと、兵庫県尼崎市は、振動を感知すると警報が鳴る鍵を付けた自転車を市内に配置する社会実験「アラーミー」を行う。市が警報音の出る“おとり”の自転車を仕掛けることで、盗難を減らすことにつなげようという試み。13日から開始する。市は「警報音が出る鍵を使って自転車盗対策をする自治体は見当たらない」としており、全国で初めての試みとみられる。【石川勝義】

 尼崎市は自転車に関する課題解決や魅力向上についての市などの役割を定めた「市自転車のまちづくり推進条例」を10月に施行する。施行を前に、自転車盗が多いエリアで実験に取り組み、自転車盗の減少と防犯の機運を高めることにした。

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