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時代の風

政治主導と官僚道=増田寛也・元総務相

=宮武祐希撮影

誠実に分担しているか

 政と官の関係はどうあるべきか。学校法人・加計(かけ)学園の獣医学部新設問題では「政治の介入で行政がゆがめられた」とか「官僚の萎縮と政権への迎合は、内閣人事局の設置で官邸が官庁の幹部人事を掌握したからだ」との批判がある。政治家の口出しをなるべく封じたいと願ってきた官僚には都合のよい批判だろうが、論点を整理する必要がある。

 憲法では、国民が選挙で選んだ国会議員が首相を指名し、首相が組閣した内閣が行政をつかさどると定める。国民に直接責任を負うのはあくまで政治家である。官僚は国民全体への奉仕者で行政の現場をよく承知しているが、選挙で選ばれているわけではないので、彼らが政策決定の主役になることはあり得ない。官僚は大臣の判断や指示を仰ぎながら行動するが、それは「政治の介入」ではなく、政治主導のあり方に問題はない。有権者は内…

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