桐生9秒台

「やっぱり、お前が一番」トレーナー後藤さん

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優勝した桐生祥秀選手を笑顔で見つめる東洋大の後藤勤トレーナー=福井運動公園陸上競技場で2017年9月9日、山崎一輝撮影
優勝した桐生祥秀選手を笑顔で見つめる東洋大の後藤勤トレーナー=福井運動公園陸上競技場で2017年9月9日、山崎一輝撮影

 陸上男子100メートルで日本勢初の「9秒台」を達成した桐生祥秀(21)=東洋大4年=を最も近くで支えたのが、東洋大トレーナーの後藤勤さん(43)だ。桐生の肉体の全てを知り尽くし、体調管理や「9秒台」の重圧を受け続けたメンタル面でもサポートしてきた。快挙達成に「(重圧や期待から)やっと解放された」と目を潤ませた。

 2012年ロンドン五輪で陸上日本代表のヘッド格のトレーナーを務め、世界選手権も代表トレーナーとして4度同行した腕利き。桐生の東洋大入学が内定した13年秋、土江寛裕コーチから依頼されて東洋大トレーナーに。愛知県岡崎市の治療院に勤めるため、当初は東京との「遠距離」を理由に断ったが、土江コーチの「こんな(歴史に残るかもしれない)選手を見られるほど楽しいことはない」の一言に共感して引き受けた。

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