桐生9秒台

会場喝采「次の時代が始まる」

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男子100メートル決勝、9秒98で優勝して観客の声援に応える桐生祥秀選手=福井運動公園陸上競技場で2017年9月9日、山崎一輝撮影
男子100メートル決勝、9秒98で優勝して観客の声援に応える桐生祥秀選手=福井運動公園陸上競技場で2017年9月9日、山崎一輝撮影

 競技場には約8000人の観客が詰めかけ、福井陸上競技協会によると、福井県内の陸上大会では過去最多。記録への期待が高まり、スタート前からスタンドは熱気に包まれた。

 陸上部に所属し、友人と訪れた福井市の中学1年、谷口聡汰さん(13)は、スタンドの前列で観戦。桐生選手がレース終盤でぐんぐん追い上げると「桐生が来た、桐生が来た」と興奮が収まらない。そのまま1位でゴールし、9秒台と分かると、跳び上がって喜んだ。「歴史的な瞬間に立ち会って刺激を受けた。僕も桐生選手のような粘り強い走りをしたい」と声を弾ませた。

 福井市の看護師、松浦美穂さん(54)も「びっくりして言葉にならない。桐生選手にとって、記録を達成した福井が思い出深い土地になればうれしい」と話した。

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