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やまと人模様

アカペラと龍笛のソリスト 高田吉子さん /奈良

東日本大震災のチャリティーコンサート活動を続けるこう高田吉子さん=奈良県葛城市の受福寺で、山本和良撮影

 福島県出身のソプラノ歌手で、現在、葛城市当麻にある尼寺の受福寺に身を寄せている。境内で開く歌会では、澄み切った歌声と雅楽で使われる龍笛(りゅうてき)の音色を響かせ、鎮魂の安らぎや未来への希望の思いを込めている。「古里の福島で被災した人まで届いてほしい」と願う。

 奈良に来たきっかけは、東日本大震災発生前の2008年、交流のあったチュニジア人留学生から、母国のコンサートに招待されたことだった。日本の歌や、アカペラを紹介するための旅だったが、外国の地で自分が日本の文化をあまりにも知らないことに気付かされた。

 帰国後、日本文化の良さを探そうと、10年に奈良を訪れて、生活を始めた。神聖な空気にひかれ、三輪山(桜井市)への登山を繰り返していたが、110回目に古里で震災が起こった。「運命めいた縁を感じた」という。11年4月、高野山(和歌山県)の金堂で歌い、震災で感じた命の力強さや生きることの素晴らしさを伝えた。

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