メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

詩歌の森へ

花桃を咲かせる幹=酒井佐忠

 <花桃の木だから母をわれへ子へ次へ百年(ももとせ)継ぎてゆくべし>。中川佐和子の新歌集『花桃の木だから』(角川書店)の歌集名にとられた一首である。この歌の前にも、<母が何かいまだわからぬままなれどわが母の幹のつよさ見ており>という歌もある。花桃の木の幹は、すっくと真っすぐにつよく立っている。「母とは何か」といまだに自問しながらも、母から「われ」へ、さらに子に、百年つづく生命の不思議と「幹のつよさ」を作者は語る。

 中川は、歌誌「未来」選者、日本歌人クラブ中央幹事を務めるベテラン。個性的な感覚をもった河野愛子や近…

この記事は有料記事です。

残り320文字(全文578文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 影山貴彦のテレビ燦々 クールな二宮、「ブラックペアン」 今後に期待したい加藤綾子
  2. 損賠訴訟 男児頭部にレジ袋 葬儀会社相手取り遺族が提訴
  3. 登山 大城さん、エベレスト登頂 日本人女性医師で初
  4. 電柱ワイヤ激突 バイク男性、上半身切断 山陽電鉄線路に
  5. 登山家 栗城史多さんエベレスト下山中に遭難 遺体で発見

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]